2016年04月05日

なぜ日本人は蛍光灯が好きなの?

 数十年前、前の会社にいたとき毎年何回も海外出張させてもらった。
東欧を除くヨーロッパの国々によく行った。

 はじめての海外出張は、パリ、1986年の11月の下旬。
ある晩、フランス現地法人の独身の営業マンは、自分のアパートに私と
同じく浜松から来た同僚を招待してくれた。
 なにを食べたのか飲んだのかなどは覚えていないが、部屋がやたらと
暗かったのは良く覚えている。照明器具は天井にはなく、たしかほとんど
部屋の隅とかテーブルに置いてあったのではないか。

 その経験が契機となったのか、国による照明の違い、特にヨーロッパと
日本との違いにそれ以来注意するようになった。
ヨーロッパの室内照明は、オフィスや公共空間を除けば、住宅やレストランは
一般に照度が低く色合いも電球色である。このような照明だと、本を読むのには
少し暗すぎる気がするが、なんというか落ち着く。ほっとする。
したがって我が家の照明もこれに近い。もっともこの頃は、我が家もLED照明に
変えたので、どうしても電球色といっても色温度が高い。つまり、少し
蛍光灯の色寄りである。

 では、なぜ日本の家屋では蛍光灯照明が主流なのであろうか。
単に明るいからだろうか。戦前というか1960年代までは、どこの家も電球照明
ではなかったか。電球にくらべれば、明るいし消費電力も少ないしまた現代的
である、これが日本の家庭に蛍光灯が普及した理由だろう。
じゃあ、なぜヨーロッパの家庭は蛍光灯が安く手に入る時代になっても、家庭に
蛍光灯を持ち込まないのか。ヨーロッパは緯度が高く、太陽の光が少ないから?
色温度の高い光に生理的に弱い(どういうことだ)から?
こういうのを考えるのが楽しい。
posted by ColorPyxis at 18:45| Comment(0) | 日記
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